ここではアプリを開発しましたエンジニアの独り言を書きます。
開発にあたって重視したのは「漫画の読み進めやすさ」なのですが、
世界的に売れているiPhoneと日本文化の間にある差異、紙文化とデジタル文化の違いに戸惑いがありました。
それは、漫画は「縦書き」「ページは右から左に」 ということ。
iPhoneが持っている視覚的に優れたAPIは、ページを左 から右に進んでいく事を前提に開発されていて、これを逆にするのには、 ひと手間かけなければなりません。
それで、ページの送りを逆にするだけで「進めやすさ」が解決したかというと、 なぜか違和感が残ります。
iPhoneには、画面を任意の方向にスクロールできる便利な機能 があります。
iPhoneのホーム画面もこの機能で作られているので、これと「 漫画のページを送っていく」ことは同じはず。
iPhoneが持っている視覚的に優れたAPIは、ページを左
それで、ページの送りを逆にするだけで「進めやすさ」が解決したかというと、
iPhoneには、画面を任意の方向にスクロールできる便利な機能
iPhoneのホーム画面もこの機能で作られているので、これと「
ところが、なぜかいい感じにならない。
いろんな実験をしてわかったのは「ページを送っていく」
それと、
最後に、今年は電子書籍元年と言われています。
文書をデジタルで見る事があたりまえになりましたが、縦書きで書かれている文学などは、 やはり縦書きで読みたい。
しかし縦書きをデジタルで見るのは、まだ慣れていないので違和感が残る。
日本での電子書籍(文学や漫画)はどのように進んでいくのでしょうか。
(投稿 Tahara)
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