2011年10月29日土曜日

電人ザボーガー、ゴー!

例によって友人NとYと3人で新宿バルト9で「電人ザボーガー」
を観賞しました。友人といってもNとはほぼ10歳年下なんですが、
Nはもろにザボーガー世代。僕はそろそろ「特撮」から足を洗うような
時期に放映されていたんで、あまり詳しいデティールは覚えてない
のですが、同じPプロだったら「ライオン丸」ならともかくなんで
ザボーガーなんだろうと不審に思っていました。
つまり、監督が好きだったんですね。ザボーガーは旧作をリスペクト
している。47歳の設定の主人公役者が「ザボーガー、ゴー」といったとき、
子門真人が歌う主題歌が挿入歌で流れて来た時は、思わず涙がでました。
少なくとも実写のヤマトや明日のジョーには感じられない熱があった。
熱=愛です。
Nの解説に寄ると、オマージュのカットが散見していたとのこと。
でも、それを理解できなくても監督の熱は感じました。
ちょっとお色気は品がなかったですけど、ね。
万人にお薦めはしませんが、ザボーガーは僕にとっての今年の邦画ベスト1です。

人魚の肉が

タダセールも終わって、ほっとひといきです。ご協力して
いただいた方々、それからお金を払っていただいた方々
に感謝します。みなさまの駅から駅へのお楽しみになります
ように……

辻友貴

2011年10月8日土曜日

成増の大根カレー

大根カレーというのを食べた。成増の例のたばこ

喫茶で。写真はわざとのっけません。見た目の

インパクト重視で、体験して初めてわかるっていうか、

ネタばれしないほうがいいですから。なんていうか、味噌

をカレーに変えた大根の煮込み。味噌はありがちですよね。

大根がこんなにカレー(キーマカレー風)にあうとは

思いませんでした、と言ったら、

「やってみたらおいしかったので出しているのよ」と初老の

おばさん。いや、本当にあうんですよ。

あとから入って来た熟年の3人組が「あら、禁煙席、

ないのかしら?」 ってまゆをひそめていたのが笑える。

ここを知らないの? 天下の喫煙喫茶店だぞ、だいたい、

表には煙草屋を併設してるじゃないか、空気読めよ。

というわけで、いまどき硬骨感あふれる成増のたばこ喫茶

でした。

大根カレー、セット価格900円。量はまぁ、普通か女子なら

少し多いかも。ル―は多い。スープ(これはかなり

少ない)の大根もうまい。見た目で腹いっぱいになりますので、

ぜひ、(行く機会があれば)立ち寄ってみてください。



TOMMY

※近所のドン・キホーテで冷やし中華(マルちゃんのインスタント)

が5袋入り、105円の捨て値で。「大市民」(柳沢きみお)を読んで

好きになった僕は当然買う。105円だし。

しかし、この冬の夜食には厳しいものがあるなぁ。ドンキ、PSP

goのメモリーカードがアダプター付でアキバ価格の倍以上。

アキバなら16Gで約3000円なのがドンキは8Gで5000円強。

食品売り場と温度差ありすぎですよ。



TOMMY

2011年10月6日木曜日

すこし営業的なことも書……

……きますね。「人魚の肉」が木曜日}(本日)リリースされました!
週末タダキャンペーンをやるので、よろしくお願いします。
これ、戦前戦後を扱ったシリーズの2作目で、3作目はパピレス
他から出す予定。こっちで出すのは挿画は三嶋りょうさん固定ですけど、
パピレス他は随時イラストレータを変えていくつもりです。
あ、「ナニカイル」は「ライトノベルスをiPhoneで読もう」というブログタイトルで
紹介されましたが、記事は大変嬉しかったんですが、僕はライトノベルズと
いう意識はないんです。ただ、駅前でDLしていただいて、車内で暇つぶし
によんでいただく、良質の掌編小説を目指しました。
理想は到着最寄りの駅で読み終えて
おしまいになってくれたら本望。
ほんのちょっとの娯楽を提供で来たらうれしいです。

「人魚の肉」もよろしくお願いします。

TOMMY

2011年9月29日木曜日

新刊のお知らせ

またもや辻の新刊が出ます。そして、期間限定タダセールもまたやります。
前回の「ナニカイル」タダセールに協力していただいた皆さま、
ありがとうございました。もちろん定価で買っていただいた
方々にも、感謝感激です。
読んでいただいて本当に嬉しいです。
「人魚の肉」もよろしくお願いします。

辻

カブトガニだよ、本物の。

いいかげん、ネタが苦しくなってきたら友人Nが「あれは絶対、おさえとか
なくちゃ」と言うエピソードをひとつ。ボルネオの海鮮市場にて、カブトガニ
を発見。大きな洗面器くらいの大きさのボディ(外骨格)にフェンシングの剣のよ
うな尻尾。立派なもんだ。
たぶん、生涯最初で最後の経験」とばかり「注文できるか?」
と聞くと、店主らしい男が「もちろんだ。焼いて食べる。おまえたちは日本人
か?」と聞いてきた。
「そうだ。で値段は……」と聞くと、答えずに慌ただしく去っていく店主。
狐につままれたような僕たちの前に今度は番頭風の男が。
Nが再び「これを注文したいのだが」と言うと、「そいつは食べ物じゃない」と
笑って否定するではないか。
ますますわけがわからず、とりあえず去ろうとした僕たち。
すると番頭風の男が(多分、店主に叱られたって感じで)追いかけてきて
「あれ、食べられます」
と言う。突然数秒前とは180度違う意見に面くらいながらも、
「いくらだ?」
「100g6RM」(1RM=約30円前後の感覚。しかしNより26円という訂正情報も)。
「あれはどのくらいの重さなんだろう?」
「3キロ以上はあるね」
「ほとんど殻の重さだよなぁ」
「尻尾は食べるとこないし、殻をはいだら肉は拳くらいだぜ。それで180RM
以上って……」
「しかし殻がついていないとカブトガニってわかんないし」
などとテーブルに着く私たち。
しばしの間、待つと、さきほどの番頭がやってきて
「調理できるシェフがいないので今日はできない」と告げた。
「? そんな特殊な料理なのか? 焼くだけじゃないのか?」
あとから考えると、店主は日本人だからぼってやろうと思い、売り物じゃない
カブトガニを食べさせると言った。重さに殻も含めれば、ぼれる。
しかし、もともとお飾りだったカブトガニをどういうふうに調理していいかわか
らず、結局僕たちは解放された。
こんなところだろう。
惜しかったかもしれないが、ほんの少しほっとしたりもした。ひょっとして
毒がある特殊な生物だったかも知れない。
帰国してからNより「普通に食える」という情報をメールでもらった。
しかし、多分、もう一生喰う機会はないだろう。
そう考えると、やはり、少し惜しかったかも知れないな。

2011年9月20日火曜日

ああ、ボルネオ

まだまだ続くボルネオ紀行。↑はやけに人懐っこい現地の子供。
ここは海鮮市場というか、屋台村の規模がでかいやつ。コの字型に
なっていて、ひな壇のように水槽が置かれ魚や魚貝を入れて売っている。
当然、ここで調理。御持ち帰りも可能。衛生上、大丈夫かどうかは神のみぞ
知る。とにかく大流行り(僕たちも都合2回食べた)。なんか、生き物というより
食材だから、扱いがひどい。
到着便が夜遅かったため、初日の晩飯(夜食)はここ。
友人のNが巨大なヤシガニとカブトガニを発見。Nの話によればヤシガニは
沖縄で食えるらしい。Nは自宅で飼いたい(クワガタ見るためにボルネオ
に来る男だよ。欲望のためにはなんでもやる)ため、一匹は喰い、もう一匹
は生きたまま持って帰ったそうだ。
それにしても、深夜12時回っているのにガキが多い、と思ったら路地で
肉を焼いていたのでした。一串0,6RM(1RM=約30円)。最低5串から。
こいつらはやがて串を売っているうちに大人になって市場で魚を売るか、路地で
カラダを売るようになると思うと、妙にしみじみ。

ねこぢるy個展@ポスターハリスギャラリー

<ねこぢるy個展>が、
渋谷のポスターハリスギャラリーにて開催されています。

2011年9月17日(土)から26日(月)

ポスターハリスギャラリーへのアクセスは、
http://posterharis.com/gallery.map.html

立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

2011年9月14日水曜日

クワガタ探検隊南へ!②

ボルネオと言えばツヤクワガタ。で…かい。でも、まぁ、捕獲して持ち
帰ろうとすると、「つがいなら200(RM。1RM=約30円前後)ね」と
ファンキーなガイドのJ。おいおい、自然に飛んできたものにまで
カネを要求すんのかよ。コイツ、昼間、蘭を指差し「ブラックマーケット
で15万ね」と言って笑っていた。まったくファンキー。つい、クワガタを持っ
て帰ろうとしたけど「検疫が必要じゃ……」の問題が。
しかしファンキーJが笑いながら「トランクに入れて持ってけばわかりませんよ」って
おまえ、本当に健全なガイドなのか? ちなみにここでは麻薬は極刑だぞ。
結局、断念。でも、持って帰っても飼育環境ないし、見ただけでよしとするか。
こんなのがむし社で1万円で売られたりするんだろうねぇ。ボルネオの山間部
では当たり前に獲れるのに。もっとも1万円払ったほうがボルネオ行くより利口
かも知れない。たぶん。リーズナブルだけど、なんだか釈然としなくて断る。
友人NがTシャツにくるんで持ち帰ろうとするも、結果失敗。コイツもかなりファンキー
なヤツで、ボルネオ島行きの手配は全部彼がやってくれた。それどころか
一連の山梨の昆虫採集なども、全部。感謝しなくてはいけないのだがありがた迷惑。
もっとも、結果「心に残る旅(心に傷を負う、ともいう)」になることは事実で、今回も
なんともいいがたい旅になった。
肝心のツヤクワガタだが、標本(こちらも1匹100RM。生き虫と同じ値段かよ!)
を今、改めて見ると、日本の昆虫と比べておおざっぱな印象。愛着を持てそうに
ない、としみじみ思いました。
③は虫からちょっと離れて、海鮮市場の写真などをレポートします。

2011年9月12日月曜日

クワガタ探検隊、南へ①

虫バカもここに極まれり、とばかり、行ってきました、ボルネオ島。
まさか本当に行くことになろうとは。一生のうち一回でお腹いっぱい
の島、ボルネオ島。格別メシが旨くもなく、物価が安くもない
しかし虫マニアには垂涎の島。
さすがコーカサスオオカブトの産地、こんなのが
いっぱい。山間部の灯火に集まってきます。オスばかりなのがちょっとやらせ
くさいかも。しかし、まぁ、壮観ではありました。
まるで砲弾のように天幕に突き刺さる……わけではなく、重量級のヘリコプター
のような感じ。そしてクワガタも……。
(②に続く!)