2010年3月16日火曜日

電子出版ということ

開発者さんの言葉に補足します。
開発者さんと僕は、いわばハードとソフトの関係ですね。
ハード側の苦労のもとは、従来の紙でできた「マンガ」を
どうすれば違和感なく、電子媒体に移行するか、につきました。
それは、僕(ソフト側)ももっとも望んでいたことでした。
紙のもつ「原画」の再現性やインタラクティブな操作性を
いかにスムーズにiPhoneに移行できるか、が開発のもとになっ
ています。
紙の優位なことを認めて、いかにそれに近づけるか。
まだまだ、ハード、ソフトともにいたらぬ箇所があると思います。
ご意見、ご感想は遠慮なくください。
不満は必ずや、克服できる。
まずは第一弾です。
ほぼ月刊でリリースしたいと思っています。毎回よくなっていく。
育っていくソフトを目指します。
けして、製作者側に都合のいいだけの電子出版ではありません。

……。身辺雑記を書きます。
某漫画家さんのブログに、僕がその昔、在籍していた週刊誌のことが書いて
ありました。「かつての●●(雑誌名)に載るということは作家のステイタスだった」
……。その漫画家さんにインタビューしたのは僕です。あれからもう15年くらい
たちました。その雑誌が時代とともに生まれたのなら、時代とともに去っていくの
は当然とはいえ、現在の誌面構成は苦し紛れの感があります。
このまま「紙」はやれるのか、もうダメなのか? 答えはすでに出ていると思う。
こうして電子出版の時代がここにきているのですから。ノウハウを蓄積する時間は
もう、あまり残されていません。
その某漫画家さんは個人で電子出版をはじめたそうです。

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