2011年6月8日水曜日

心が貧しいのか?

もう先月の事になりますが、御茶漬海苔先生と渋谷駅を歩いてたんです。
午後11時頃。すると、「もしもし」と声をかけられた。中学生くらい(推定)の女の子が二人、
もじもじしながら「電車賃、貸していただけませんか?」。「ふたりで300円なんです。お願いします」と。
ちょうど、ばら銭で300円あったので、「人目もあるし」黙ってあげました。すると
「絶対返しますから、今度いつ渋谷にきますか?」「センター街にいますんで、
見つけたら声かけてください」とくどいほど、「返す」を繰り返す。別に300円くらい
いいや、と手を振ってその場を離れました。

一体、彼女たちの真の目的はなんだったんだろうか?

まさか本当に300円かつあげするのが目的だったとは思えない。と、同時に返す
のが真意とも思えない。ケータイ番号とか名前とか言うだろ。誠意にばらつきが
ある。

御茶漬海苔さんの風貌は仙人だし、僕はいやみなおじさんで、普通の中学生の女子なら
ひくぞ。わざわざ大勢の中から僕たちに目をつけたわけは??

と、ともだちに言ったら、「おまえは心が貧しい。本当に困っていたとは考えられないのか?」
とたしなめられました。
――考えられません。しかし「300円」、「返す」の連呼がどうにも「真実」っぽくて謎です。

と、ここまで書いて、なんとなくわかりました。あの「300円」はいわばエンコーの証拠です。
1万円とかだと、すぐわかるけど、300円だとまさかエンコー代金とは思わない。
しかし、カネを渡して淫行した(してないけどね!)のは事実となる。
あそこで色気を出して、どっかいったら、怖いやーさん(同級生かもね)に囲まれ、
「エンコーしちゃいけねぇな」と正論かざされ、30万くらい脅し取られていたんではないか。

などと考えたら、すっきり……しません。同じような経験をされた方、「300円でいいんです」
少女たちの情報、求む!!!


心の貧しい僕が書いた小説(予告編)→「蔵に棲む鬼」

TOMMY

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